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<<   作成日時 : 2013/10/17 08:57   >>

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、上原投手、すごいね。

現地の実況・解説は彼を"strike throwing machine"と呼んで絶賛している。

以下は別の話。10月14日付New York times。
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もしも、他の選手が、プレーオフの8回、4点負けていて満塁で打席に入るとしたら、それは凄まじい重圧であろう。だがデビッド・オルティーズの場合、彼には一つの選択肢しかなかった。
同点満塁ホームランである。

ボストンの指名打者であるオルティーズは、2003年にレッドソックスに移籍して以来、数々のドラマを演じてきた。彼がクラッチヒッター(clutch=試合の山場)であるという評価は確立しており、したがってデトロイト・タイガースのクローザー、ホアキン・ベノワの初球を、387フィート彼方の右翼フェンス後方のブルペンに打ち込んだのも、ほとんど予想できるといってもいいほどであった。ボストンがタイガースとの2試合で得点はおろかヒット1本打つのにも苦労しているという事実がなければ、退屈だったという人もいるかもしれない。だがボストンのクラッチ・マスターは、またしてもやってのけた。

試合後、賞賛の言葉は相手チームからも聞かれた。

「彼は素晴らしいポストシーズン男だ。勝負強いね」
タイガースの先発、マックス・シャーザは言った。この試合、彼は6回途中まで無安打の好投だった。
(この人、左右の瞳の色が違うが、これは虹彩異色症(heterochromia iridis)という病気だそうで、タイガースが球場で彼のボブルヘッド人形を配った時も、これをちゃんと描写したそうな。ちなみにデヴィッド・ボウイとか奥菜恵さんもそうらしい)

(この人の場合はよくわからない)
(これはわかる)

シャーザが言う。
「どんな場面でも、ひと振りで放り込めるからね」

シャーザのオルティーズ評は概ね正しいが、「勝負強い(クラッチ)」かとなると 、議論の分かれるところであり、これはオルティーズだけの話ではない。

オルティーズがプレーオフでもレギュラーシーズンでも、重要な場面において素晴らしい働きをするということに関しては、疑いの余地はない。だがクラッチという称号には、大事な場面では普段と違う、あるいはさらに良いという意味合いが込められているのである。オルティーズの場合は、普段と何も変わらないというだけのことである。レッドソックス・ファンは色々言い分があるかもしれないが、それで十分だ。

様々な状況での彼の数字を見ると、ほとんど変化がないことがわかる。

デビッド・オルティーズ

(状況)         打率   出塁率   長打率   本塁打の割合(何打席に1本打つか)
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レギュラーシーズン .287   .381   .549    16.37打席に1本
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ボストン移籍後の

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レギュラーシーズン .292   .390   .572    14.96
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僅差や試合終盤   .260   .373   .502    18.13
----------------------------------------------------------------
リードしている時   .293   .393   .560    16.2
----------------------------------------------------------------
リードされている時 .272   .353   .515     17.14
----------------------------------------------------------------
同点          .297   .401   .578     15.66
----------------------------------------------------------------
ポストシーズン    .284   .394   .542     17.6
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どの状況においても、オルティーズは打ち取るのが難しく、本塁打の脅威である。だからといって、勝敗がかかった場面ではさらに凄いという考え方は、どうもできないようだ。表のうち、最も悪い数字の二つは EKチェーン 江沼チェーン シリーズ シルバー (106L) カシメ 530ZVX3 HD店、僅差や終盤と、チームがリードされている場面である。

だが、理想的に安定した打者であるオルティーズは、クラッチであるという先入観のおかげで得をしている。彼がチームの危機を救うたびに――日曜の夜がそうであったように――彼はクラッチだという証拠になるのである。逆に彼が期待に応えられなかった場面――土曜日、1点リードされた8回、チームが無安打を続ける中でフライアウトに倒れたような――は、無視されるのだ。

他にも多くの選手が LEONIS TE/レオニスTE マツダ アテンザ/アテンザワゴン GH## (マツダスピード除く) アルミホイール 1本 【17×7.0J 5-114.3 INSET53 BK/SC(RED)】、クラッチという概念ゆえに得をしたり、あるいは損をしている。クラッチというのは、星の数ほどある選手の判断基準のなかでは、比較的新しい部類に入る。ウイリー・メイズがポストシーズン通算の打率が.247で本塁打がわずか1本だからといって、彼を勝負弱い男だと言う声は聞いたことがないであろう。
しかし、メイズが名付け親になったバリー・ボンズは、キャリアの大部分においてポストシーズンでさっぱりだったからという理由でけなされることが多かった。クラッチという評価が気まぐれなものである証拠に、ボンズは2002年にサンフランシスコ・ジャイアンツがワールドシリーズに進出したとき、大いに打ちまくったおかげで HKS OB-LINK (OBリンク) スズキ ワゴンR 03/09~07/01 MH21S [44009-AK001]、彼がチョーク・アーティスト(肝腎のところでビビって結果を出せない選手)だというファンの記憶は消し去られたようである。

クラッチという意味で最も目もくらむようなキャリアを誇るのが、セントルイス・カージナルスの外野手、カルロス・ベルトランである。
2004年のアストロズでのポストシーズンに大活躍し、過去2年のセントルイスでも目覚しい働きを見せている。が、この間にはメジャーリーグで最も有名な失望を演じてもいる。メッツ時代、2006年のナ・リーグ優勝決定シリーズで、見逃しの三振で最後の打者となったのだ。アストロズとカージナルスのファンにとってベルトランはまさにクラッチだが、メッツファンとしては異論を唱えたくなるところであろう。

ヤンキースには、クラッチという視点において見方が全く逆の選手がふたりいる。

デレク・ジーター

状況            打率    出塁率     長打率   何打席に1発か
----------------------------------------------------------------
レギュラーシーズン   .312   .381     .446    41.46
----------------------------------------------------------------
僅差や終盤       .290    .382     .410    41.69 
----------------------------------------------------------------
ポストシーズン     .308    .374     .465    32.5
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アレックス・ロドリゲス 

状況            打率    出塁率    長打率    何打席に1発か
----------------------------------------------------------------
レギュラーシーズン   .299   .384    .558    15.01
----------------------------------------------------------------
僅差や終盤        .274   .373    .523    15.57    
----------------------------------------------------------------
ポストシーズン      .263   .369    .464    21.08
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ファンはジーターを「キャプテン・クラッチ」と呼ぶが、実際彼は記憶に残る場面で数々の大仕事をやってのけてきた。
しかし、ポストシーズンなどの重要な場面で彼は目立ってすごい選手になる、というわけでもない。実際、コーチやチームメイト、相手チームの選手たちも、ジーターの素晴らしさは、状況のいかんにかかわらず、常に一貫した打席へのアプローチにある、と言っている。

一方のロドリゲスは、重要な場面で重圧に押しつぶされる選手、という評価を引きずっている。多くのファンは、通算654本塁打といっても試合序盤のどうでもいい場面でたくさん打っているんだろうと思っているだろう。実際は満塁本塁打24本という記録を持っているにもかかわらずである。2012年のポストシーズンで悲惨なまでに打てなかった(手術が必要なほど臀部の故障が深刻だったせいもあるが)ことによって、「逆ポストシーズン男」の称号はより確かなものになったと言っていい。出塁率や長打率はジーターとほとんど同じなのだが。

ロドリゲスは2009年のワールドリシーズ制覇に大いに貢献しているのだが、どういうわけか、彼が大仕事のできない男、というイメージを減らすには至っていない(この年は松井とジーターが打ちまくった)。

オルティーズは、良くも悪くも、これからもクラッチヒッターと呼ばれ続けるだろう。数字が悪くても、大事な場面で打てなくても、それは変わらない。2004年のポストシーズンにサヨナラ打を3本打った男には、そういうリスペクトがふさわしいのだ。

だが、オルティーズをクラッチと呼んでしまうと、彼の仕事ぶりを正当に評価することはできない。彼はクラッチな場面でのみ素晴らしいのではない。どんな状況においても素晴らしいのである。それはジーターやベルトランも同じであり、そしてロドリゲスも同じなのである。
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